テクニカル分析メモ と雑記

仮想通貨取引で負け越している僕がテクニカル分析の理解を深めできたら勝ち越せるようになるまでの努力の軌跡  と雑記

RSI(Relative Strength Index) オシレーター系 インジケーター

どうも、はじめてちゃんとした内容の記事を書きます。よろしくお願いします。

 

今回勉強したのは

RSI(Relative Strength Index)

相場の買われすぎ、売られすぎを表すインジケーターとして知られています。

 

「買われすぎてるからそろそろ売ってもいいかなぁ」

「売られすぎてるからそろそろ買ってもいいかなぁ」という判断基準となります。

つまりは逆張り(価格が上昇しているときに売り、下落しているときに買いを入れること)のエントリー時に使うことが多いようです。

 

⇊RSI導入してみるとこんな感じ(trading view版)⇊

 

f:id:pipipifx:20190304134150p:plain

 

デフォルトでは 期間(Length):14 

        source   :終値  

つまり14キャンドル分の期間内で終値を基準として値幅を計算しRSIを導き出します。

 

見る銘柄や時間足、目線(短期or長期)によって 期間 を調整することはあるようですが、sourceのほうをいじるのはあまり聞かないです。

(ちなみにsourceは画面上のほかのインジケーターの数値も使用できます。SMAとか、この画面上だと出来高とか…組み合わせで使い道はあるかもしれないですがわかりません。)

 

RSIの基本的な特徴はこちら

①70%以上で買われすぎ、30%以下では売られすぎ

例えばこの相場、70%以上が一度、30%以下が2度。いずれも時間足確定時点ではエントリーポイントとしてはよかったように見えます。

f:id:pipipifx:20190305224821p:plain

 


②上げ相場では50%以上、下げ相場では50%以下で推移しやすい。

こちら左側は完全な上げ相場です。RSIはほぼ50%以上で推移ししています。

そして画像からわかるように50%以上で推移している期間では明らかにRSIが70%~90%近くまで上昇してるのに値動きが反転しません。つまりこの一方行へのトレンドが発生している相場では逆張り目的に使用すると痛い目にあいます。

右側のレンジ相場から明確な下落が始まりやっとRSIが50%を割っている状態で、実際にこのあたりで上昇トレンドは終了しています。

f:id:pipipifx:20190305225432p:plain

 

 

ダイバージェンスで反転を判断。

先ほどの上げ相場の頂点がこちら。黄色ラインを引いた2箇所の短期天井があります。2箇所の間で価格の上昇がみられますが、RSIは下落しているのがわかります(通常価格上昇すればRSIも上昇する)。これがダイバージェンスと呼ばれる現象です。上げ相場の天井、下げ相場の底で時折みられるようです。

f:id:pipipifx:20190305230737p:plain

通常価格が上がるから買われすぎ(RSI上昇)、価格が下がるから売られすぎ(RSI下落)となるはずですが、ダイバージェンスとはいうなれば「価格は上がって(下がって)いるのに買われ(売られ)すぎではなくなってきた』というよくわからない状態です。

RSIの計算式等は後で出しますが、これは価格の上昇(下落)する勢いが弱くなってくると起きる現象です。「上げ(下げ)相場が続いてもう買う(売る)人が少なくなりました。」とRSIは伝えてくれているのです。

ちなみに勘のいい方は気づくと思いますが、②の上げ相場の画像の中にダイバージェンス普通にあります。あるけどこの天井まで下落せず上昇しつづけています。ダイバージェンスも信用しすぎず立ち回りましょう。

 

④ リバーサルシグナル(ヒドゥンダイバージェンス)でトレンド継続判断。

 形としては普通のダイバージェンスと似たような感じ(価格とRSIの反転)です。が、今度は意味合いが変わってきます。ダイバージェンスで見ていたのは上げ相場での天井、または下げ相場での底ですが、今回は逆で上げ相場の底、または下げ相場での天井を比較します。また、このリバーサルシグナルが確認された場合、相場の反転ではなく継続を意味します。ここではRSIは「下げ相場に抵抗して買う人達がいなくってきたよ。」と教えてくれています。

f:id:pipipifx:20190305233838p:plain

 

 

値動きとリンクして動くRSIでなぜダイバージェンスやリバーサルシグナルが出現するかって話なんですけど、RSIって値動きが落ち着いてきて期間内でヨコヨコになってくると50%付近(40~60)に戻ってきます。なので

 

ダイバージェンス・・・前回高値(安値)は更新はするが50%付近に一度落ち着いたことで前回高値(安値)〔上昇(下落)の値幅がありRSIが高い(低い)〕のRSI水準まで達せない状態。

 

リバーサルシグナル・・・例えば下げ相場であれば、短期天井はそもそもRSIが高くない、ヨコヨコにてRSIが50%付近に落ち着いた後価格が上昇すると大きな値幅でなくとも前回高値でのRSIを越えてしまう。

 

 って感じだと思います。

 

 

 ここから計算式の話です。

期間を14日としたとき計算式はいろんなところに

              14日間の値上がり幅の合計 

RSI(%) = ———————————————————————————  ×100

       14日間の値上がり幅の合計 + 14日間の値下がり幅の合計

 

と書いてありました。

 

が、

 

違うみたいです。なんで???(実際計算して数値ずれましたし、陽線だけの期間調整して見てみても100%にはならなかった…。)

 

調べてみると、基本的にインジケーターとして使用されているのは

             14日間の値上がり幅の修正移動平均 

RSI(%) = ———————————————————————————— ×100

   14日間の値上がり幅の修正移動平均 + 14日間の値下がり幅修正移動平均

 

 みたいです。(あってるかな…?)

 

         前日の修正移動平均 × 13 + 当日の値上がり幅

修正移動平均 = —————————————————————————— 

                     14

 

これに関してはもう計算してみるとか無理だったんで諦めました。が、この計算式であればRSIが100%や0%になりません。納得。

 

まとめ

・レンジ相場であれば逆張りツールとして使うのはあり

・トレンド相場ではトレンドの継続、反転の判断材料になりえる